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小さな事務所ですが、ゆえに、こまやかな配慮、創意工夫が信条です。心のこもった家創りで対応させて頂きます。
匠による設計・監理、高い性能と品質、細部にわたる配慮と気遣い、そして様々な工夫、アイディアによる家創りを実践できる設計事務所です。 |
構造計算の重要性について 構造計算・性能評価はとても難しい内容なのでその意味と重要なポイントについてだけ触れます。 @ 下記は9つの性能評価項目のもっとも重要で煩雑な部分となります構造における性能評価書のサンプルです。 構造体性能評価チェック表 許容応力度計算による構造計算に基づく
〔構造の安定に関すること] 許容応力度計算法による
A 次に下記は上表の性能評価をするために行った構造計算書の目次のサンプルです。 一見してお解りのように木造2階で約400〜1000ページに及びます。これは部材一本一本の軸力、曲げ、たわみ、めり込み等のそれぞれに許容応力度、許容たわみ以内であることを確認するためです。 構造計算書・目次
B 下は実際の構造計算の例です。 C構造計算は上記のような計算書-A4で400〜1000ページにもおよぶ膨大なものです。 現状、設計は意匠と構造に分かれそれぞれの別の設計士が意匠図を書き、その図面をもとに構造設計士が構造計算を行うことがほとんどです。 しかし本来構造計算で重要な仕事は計算結果から導き出されるNGの原因を判断し、単純に部材の断面を変更するだけではなく、全体の構造のバランスを考え、コストをかけずに有効な方法を考え出すことにあります。 場合によっては間取りを変更し耐力壁を設けなければ結果として安全性が確保出来ないこともあるのです。 つまりタイムリーに対策を考えながらその都度計算し結果を見ていかなければなりません。 通常NGは項目にして50位にはなります。 したがって私などは最終、構造計算を終了するまでには最低30回位の計算し直し(打ち直し)を行います。 もうお解かりになると思いますが意匠と構造を分けて考えることは、本来有り得ないのです。 構造計算から意匠図全般に至るまで一貫して設計を行えないと、適宜、適切に判断し設計全体を仕上ていくのは極めて困難です。 一般に木造の2階建ては法律上は構造計算をしなくて良いわけですが、私は全てに計算を実施しています。 特に構造の安全性は実際に計算してみないと本当のところは 誰も解かりません。 だから性能表示と関連付けて構造計算を行うことは、更に一歩進めて構造上の安全性を検証することになるのです。 表向きは大胆な空間でも、影では繊細に・・・計算による検証を行う重要性をどうか ご理解下さい。 さいたまの設計事務所 Hiro 空創舎 一級建築士事務所 皆様のお問い合わせを心よりお待ち申し上げております。 |