私の手作りホームページです。地味で申し訳ありませんがどうか楽しんでご覧頂ければ幸いです。・・・笑 平成26年からは業務履歴を除き新事例紹介は新HPにて公開させて頂きます。

  新ホームページはhttp://www.ku-so-sha.comへ。更にスマホ用HPhttp://www.ku-so-sha.com/sp1へ。創業時の当該HPと合わせてお楽しみ下さい。(どちらも私の手作りです)

  日々の更新はブログhttp://ku-so-sha.net  まで。(少しずつの更新ですが…。)

  今すぐ写真をクリック!お好きな実例(抜粋)に直接ジャンプ出来ます。
 施工例1YB邸2007
施工例2MZ邸2008 施工例LK美容室2008 施工例W邸2008 施工例M邸2005 施工例O邸2005 施工例O邸2005 施工例T内科医院2005 施工例M邸2005和室床の間 施工例O邸2005風呂 設計事務所 施工例T内科医院2005 施工例IM邸2009

   小さな事務所ですが、ゆえに、こまやかな配慮、創意工夫が信条です。心のこもった家創りで対応させて頂きます。
   
 独立して20年超、習熟した匠の技で感動の家創りからリフォームまでを納得の価格で実現致します。住まいを中心に121棟の実績で皆様のお越しをお待ち申し上げております。

     匠による設計・監理、高い性能と品質、細部にわたる配慮と気遣い、そして様々な工夫、アイディアによる家創りを実践できる設計事務所です。
   プロによる
徹底的なコスト監理、工夫により納得の価格を実現します。どうぞ安心してお問合せ下さい。  建築された皆様もお墨付き。
  
新築、改築、リノベーション(模様替え)、減築、他お気軽にお問合せ下さい。

  

 施工例I邸2003 施工例I邸2003洋室 施工例H邸2004リビング 施工例H邸2004モダン外観 施工例M邸2003洋風外観 施工例TM邸2006あらわし筋交 傾斜地、別荘 施工例OK邸2005寄棟 施工例2006事務所内観 施工例MZ邸2008旗竿敷地 施工例IG邸ピアノ防音室2007 施工例W邸2008和室高天井


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私の設計 
(最低限、配慮していること)

● 設計者は一般に形を重視する傾向があります。やはり技能者としてファザード(立面)などはその技能を効果的に社会に表現出来る手段であり 設計者の宿命というか、それは私自身においても同様、やむをえないことと言えるかもしれません。
しかし設計者の自己主張が強すぎる場合、生活感の薄い不便な空間でもカリスマ的にそれを良しとして住み手を強引に説得しようとするなどの弊害をもたらすことにもなりかねませんね。
優先順位はその人、その家庭、その人の考え方、敷地の有効利用などにより常に変化します。従って後はお客様と設計者との確かなコミュニケーションによって克服してゆくことが大切 だと私は思います。

私が常に心掛けている設計上のポイントは以下の点です。

ダイナミックな空間やファザードは一方で温熱環境学に裏付けされたものでなければならないと考えています。つまり見た目にダイナミックなすばらしい空間であっても莫大なランニングコストを必要とし、寒暖の激しい不快な生活環境では 、絵に描いた餅、中身の伴わない形ばかりの設計となってしまうのではないのでしょうか。

そういう意味で日本の住宅レベルは他の 住宅先進国と言われている国々に比べると、まだまだ低いと言わざるをえません。
現在の建築業界でのカリスマは、複雑な構造に対し構造学上の解析に耐震性を重視して構造上成り立たせることに重点が置かれる傾向が強く、生活空間としての快適性を温熱環境学に基づいて理論上解析することには 、残念ながらほとんど視点が置かれていません。

しかし、こと住宅に関して 、私はまず重視すべき点を快適な生活空間と考えています。

住宅の熱貫流率から家全体としての熱損失係数
Q
値を計算し 、必要な断熱性能を科学的に検証します。
同様に、住宅の腐れ、カビ、ダニ、
後天性アトピーによる喘息や皮膚炎・・・など、人家双方の健康に最も重大な影響を及ぼす結露対策についてもしっかりと考えます。
東大の 坂本教授を始めとする各大学論文等なども参考にし、咀嚼した上で、正しく判断しています。
意外にも住宅を造る側が、知識を持っていないのが現状です。Hiro空創舎は、最も進んだ、しっかりとした技術で対策を行います。
とりあえず、 参考までに一例としてある住宅の
新築で使用した実際の計算値を貼っておきます。

又構造上の力学についても不勉強 で、特に、木造の構造計算 を外注に頼らなければいけない現状は問題です。
木造の構造計算は、各部材全てについて関係するため、計算は複雑です。
RCや鉄骨のラーメン構造と異なり、木造は間取り の変更に応じてその都度、構造計算をやり直さなければいけません。
その為、外注による構造計算の場合、不整合が発生しやすく、出来上がった後で問題になるケースが多いわけです。
私は、意匠から構造まで一貫して最後まで責任を持って行います。

現在の住宅設計に必要なものは確実に複雑化し変化しています。 そしてそれを正しく表現し皆様に伝えなければいけません。
ダイナミックな空間の一方で緻密な考察と設計を行うことの出来る必要性 と根拠を少しでも理解して頂ければ幸いに思います。

設計者に本当に求められるものは、表向きのかっこよさではなく、むしろ形に表れない 、地味な、しかし正確な知識と、それを基にした応用力だと私は思います。

●以下は家創りの実際、 私がお創りしている住宅の性能、仕様の実際の10項目を上げています。

快適1. 内装建材 や塗料は子供にも安全で優しい自然素材のみを基本として使用します。

快適2. お客様の住宅の断熱性能=熱損失係数/ Q値 は1.50〜2.70以下とします。

快適3. 暖房ランニングコスト1/5、冷房1/3の超低燃費の住宅を実現します。
    それは全館暖房=セントラルヒーティングを実質的に(実際に使用出来るコストで)可能にすることが出来ます。

    どんなに奇抜な空間を創っても、実際に生活できなければ意味がないと私は思います。
    しかも快適に低コストで使えないと意味が無いと思います。

快適4. 快適な環境の本質は温湿度環境をどう保つかで決まります。
    つまり冬場で室温
20℃前後、夏場で2830℃前後、相対湿度4060%に保つことが 出来れば
    最高です。
    政府官邸などの超VIP施設や病院の手術室等、室環境が厳しく制限される部屋と同じ。

快適5. 夏の冷房はエアコンを利用しますが除湿を中心とした考え方で行います。
    これは湿気
(水蒸気)に内包される潜熱を奪うことにより無理な負荷を掛けずに実際の熱エネルギーを奪い
    快適な環境を作り出すことを意味しています。

快適6. 冬の暖房は質を重視します。暖房の質ということはつまり、空気の対流を伴うものをなるべく避け
    輻射による暖房を行うことを言います。
    対象は超低温の床暖房又は自然循環式温水パネルヒーターが主体です。
    なるべくなら直接人体に触れるものは避けたいのですが、一方温水パネルヒーターは室内に露出しますので、 
    それぞれに一長一短があります。

快適7. 開口部は全て断熱仕様とします。つまりサッシはペアガラス以上、玄関ドアは断熱ドアを使用します。

快適8. 無結露住宅とします。内部結露壁 内結露や床下結露など表面結露を起こさない住宅とします。
    家の耐久性や後天性アトピーによる喘息や皮膚炎に直結した問題を排除します。

快適9. 計画換気を行います 。 つまり局所換気(トイレやキッチンの 換気扇)とは別に 、全館=主に居室側の室内空気を
    確実に入れ替えるための設備を追加します。
     熱損失計算についてはあらかじめ算入し、空調に負荷を与えないようにします。
2
/ h程度

快適10. 気密測定を行います。これは上記全館換気 が有効に働くかどうかの検証を行うためです。

現在造られている家のほとんどは実際に気密測定をして性能の検証 をしていません
これは大変重要な問題なのです。何故測定が必要なのでしょうか。それは・・・
空気齢(クウキレイ)という問題から起こります。
これは専門用語で、いわゆる空気年齢を意味します。
家全体の空気を入れ替えないと意味が無いのに、換気口の附近
以外の『年を取った』『古い汚れた』空気は換気されずに残り続けるのです。
これは明快な話で、実際に気密の無い空間では、家全体に微圧が掛かりませんから、いくら換気しても、スカスカで圧力が掛かりません。
ですから、全体を計画的に換気することは出来ません。計画換気による空気の入れ替えは実質出来ていないと言うことになります

実は、換気計画、いわゆる全般換気は家の気密性能が実際に2p2/m2以下でないと効果がないと言われています。

ですから、気密測定すら行わないような家創りは私には考えられません。
実際に測定を行い、漏気の場所を探し出して対策を行うからこそ意味があるのです。
そして皆様にはその重要性と意味をを知って頂きたいと思います。

又防火地域等の法的規制地域を除き、木製サッシなどもお好みによりお安く使用出来るようにもしています。


Hiro
空創舎 建築設計事務所

さいたまの設計事務所  Hiro 空創舎 一級建築士事務所  皆様のお問い合わせを心よりお待ち申し上げております。